特許庁

[とっきょちょう]  支援プログラム・団体・機関

特許庁は産業財産権制度を管理している行政機関のひとつです。

産業財産権制度は、発明・デザイン・商標などの知的な創造物を保護・活用するための制度です。保護・活用できる権利には特許権(発明)・意匠権(デザイン)・商標権(マーク・ネーミング)・実用新案権(形・構造・組み合わせ)などがあり、これらを総称して産業財産権と呼びます。また、産業財産権と著作権を合わせて知的財産権(知財)と呼びます。

特許庁は、産業財産権の適切な付与の他に、企業の海外展開を支援するための知財インフラの提供、模倣品対策、中小企業・大学などに対する支援などを行っています。

また、特許庁はデザイン経営をさらに推進するため、2019年7月から「I-OPENプロジェクト」を開始しています。デザイン経営とはデザインの力をブランド構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。

「I-OPENプロジェクト」では、スタートアップ・非営利法人・個人事業主と、知財やビジネスの専門家のサポーターがチームをつくり、知財を活用した社会課題の解決ができるよう伴走支援を行っています。