MVP

[えむぶいぴー]  経営・事業戦略

MVPとは、Minimum Viable Productの頭文字をとった略称で、日本語では「実用最小限の製品」という意味です。MVPは、顧客に価値を提供できる必要最小限の機能を持ったプロダクトを提供し、顧客のフィードバックを得て、それをプロダクト開発に活かすという考え方・手法です。エリック・リース『リーンスタートアップ』というビジネス書で紹介され注目を集めています。
MVPを実践すると最小限のコストで市場に参入することができます。市場の反応を分析することで、プロダクトの検証や、将来必要となる機能を見定めたり、顧客のニーズに合わせた機能を素早く追加していくことが可能となります。また、早期に市場に参入することができるため、他社よりも優位な立場を確立できる可能性もあります。