ピボット

[ぴぼっと]  経営・事業戦略

ピボットとは、方向転換や路線変更という意味で使われている言葉です。特にスタートアップが当初の事業計画では行き詰まりを感じ、成長の可能性がある方向に大きな軌道修正を行ったり、まったく別のアイデアに切り替えたりすることをピボットと呼んでいます。

ビジネスは当初の計画していた通りに進むことは稀で、事業を進めながらアイデアやサービスをブラッシュアップします。このブラッシュアップの過程で、大きな可能性のある新たなアイデアを発見したり、進めているアイデアでは事業化できるほどの顧客を獲得できないと判明したりすることがあります。このような場合、企業はピボットを決断します。

ピボットした事業で大成功している例もいくつも確認できます。例えばYouTubeは、初期は動画を利用した男女のデートマッチングサービスでしたが、利用状況を踏まえて動画共有にフォーカスしたサービスへとピボットしています。