パーパス

[ぱーぱす]  経営・事業戦略

パーパス(Purpose)とは、一般的には「目的」や「意図」などと訳されている言葉です。ビジネスでは経営戦略やブランディングにおいて「存在意義」「存在理由」という意味で使われています。近年、世界は気候変動、食糧問題、人権問題など大きな問題を抱えています。企業は社会に大きな影響を及ぼす存在であるため、こういった問題と無縁ではいられません。そのため社会における自社の存在意義、つまりパーパスを明確にして外部・内部に発信することが重要となっています。
また、パーパスと似たものに、ミッション・ビジョン・バリューがあります。こちらも企業の指針を明確にするもので、ミッションは「果たすべき使命」、ビジョンは「目指すべき理想の姿」、バリューは「ミッション・ビジョンを実現するための思考・行動の指針」です。これら企業理念は会社が目的を持って活動していくために重要なものと考えられています。