社労士

[しゃろうし]  人事・労務

社労士社会保険労務士とは、労働・人事・社会保険の専門家として国家資格を持つ人のことです。通称、労務士と呼ばれています。経営者の人事・労務・労働関連の法律に関する悩みの解決や、労働者の権利を守る手助けを行っています。社労士は社会保険労務法という法律により、「労働・社会保険関連書類の作成」「労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類の作成」の2つの業務を独占的に行うことができると定められています。社労士は、従業員の採用から退職(解雇)の過程で必要となる労働・社会保険といった重要な手続きを事業主に代わって行うことができます。

スタートアップではリソースが限られているため、立ち上げ期では、国や自治体が設置している支援機関などが実施している社労士の無料相談窓口での利用や、契約など重要な手続きのみ依頼するといった形で活用されています。一般的には、就業規則の作成が必要となる従業員数が10名を超えた段階や、事業拡大のタイミングで社労士と顧問契約を結ぶことが多いようです。