ハンズオン支援

[はんずおんしえん]  支援プログラム・団体・機関

ハンズオン支援とは、公的な支援制度や民間企業が行うコンサルティングなどにおいて、専門家を派遣し実地でコンサルティングやアドバイスを行う支援のことです。ハンズオン(Hands-on)は手で触れる、実践するという意味を持っています。

スタートアップや中小企業向けのハンズオン支援としては、中小企業基盤整備機構(中小機構)が提供する「ハンズオン支援(専門家派遣)」が有名です。

中小機構のハンズオン支援には、「専門家継続派遣事業」「戦略的CIO育成支援事業」「経営実務支援事業」「販路開拓コーディネート事業」の4つがあります。いずれも費用(4,200円~17,450円、専門家1人・1日あたり)を払うことで支援を受けられます。

中小機構が提供するハンズオン支援は一過性のものではなく、支援終了後自ら継続的に発展・成長できる仕組みづくりまで支援しています。

ちなみに、VC(ベンチャーキャピタル)などの投資の領域において投資先企業の経営に深く関与することをハンズオンといい、経営に関与せず投資先に任せることをハンズオフといいます。