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起業・スタートアップに関するキーワードをご紹介します。

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パーパス

経営・事業戦略 

パーパス(Purpose)とは、一般的には「目的」や「意図」などと訳されている言葉です。ビジネスでは経営戦略やブランディングにおいて「存在意義」「存在理由」という意味で使われています。近年、世界は気候変動、食糧問題、人権問題など大きな問題を抱えています。企業は社会に大きな影響を及ぼす存在であるため、こういった問題と無縁ではいられません。そのため社会における自社の存在意義、つまりパーパスを明確にして外部・内部に発信することが重要となっています。また、パーパスと似たものに、ミッション・ビジョン・バリューがあります。こちらも企業の指針を明確にするもので、ミッションは「果たすべき使命」、ビジョンは「目指すべき理想の姿」、バリューは「ミッション・ビジョンを実現するための思考・行動の指針」です。これら企業理念は会社が目的を持って活動していくために重要なものと考えられています。

MVP

経営・事業戦略 

MVPとは、Minimum Viable Productの頭文字をとった略称で、日本語では「実用最小限の製品」という意味です。MVPは、顧客に価値を提供できる必要最小限の機能を持ったプロダクトを提供し、顧客のフィードバックを得て、それをプロダクト開発に活かすという考え方・手法です。エリック・リース『リーンスタートアップ』というビジネス書で紹介され注目を集めています。MVPを実践すると最小限のコストで市場に参入することができます。市場の反応を分析することで、プロダクトの検証や、将来必要となる機能を見定めたり、顧客のニーズに合わせた機能を素早く追加していくことが可能となります。また、早期に市場に参入することができるため、他社よりも優位な立場を確立できる可能性もあります。

シリコンバレー

経営・事業戦略 

シリコンバレーは、アメリカのサンフランシスコ・ベイエリアの南部、サンタクララを中心とした地域の通称です。Apple、Google、Facebookなど名だたるIT企業が軒を連ねる有名な地域です。シリコンバレーという名前は、電子部品である半導体(主原料:シリコン)を製造する企業が多数集まっていた渓谷(バレー)であることが由来です。シリコンバレーが発展していったのは、ベイエリアにあるスタンフォード大学による力が大きいといわれています。スタンフォード大学は、西海岸という土地で独立した産業を発展させていくため、ハイテク企業を誘致し大学の技術をつなげていくことにしました。また、学生や卒業生には起業を奨励し、起業する者には知的財産権の移譲も行いました。これによりシリコンバレーは横のつながりが強い地域となり、イノベーションを促すことに成功したのです。

キャピタルゲイン

経営・事業戦略 

キャピタルゲインとは、株式や債権など保有している資産を売却することで得られる利益のことです。たとえば、買った時に50万円だった株式が、売る時に100万円になっていたら、差額の50万円の利益を得られたことになります。反対に買った時よりも株価が下がった時に売れば損失となり、これをキャピタルロスと呼びます。ベンチャーキャピタル(VC)は、まだ上場していないベンチャー企業の株式を取得し、将来上場した時に株式を売却して得られるキャピタルゲインによって収益をあげています。また、株式・債権・不動産などの資産は、保有していることで安定的・継続的に受け取れる利益であるインカムゲインというものもあります。株式では配当金、不動産では家賃収入がインカムゲインにあたります。

CRM

経営・事業戦略 

CRMとは、Customer Relationship Managementの略称で、日本語では「顧客関係管理」といいます。顧客情報をひとつの場所に集めて管理することで、顧客ごとの最適な対応を実現し、良好な関係を築いていくという取り組みを意味します。また、この取り組みを実現するためのシステムやツールのこともCRMと呼んでいます。CRMは近年重要な経営戦略のひとつとして認識されています。製品・サービスで溢れかえり、競合する製品・サービスが多い市場では、差別化戦略だけでは売上を向上させることは困難となっています。そのため、顧客と良好な関係を築き、企業・ブランドへの好感度を高めることで、購入率を向上させたり、口コミによるマーケティング効果を狙うという顧客戦略が注目されているのです。

イグジット

経営・事業戦略 

イグジット(EXIT)とは、企業の創業者・ファンド・投資会社などが、所有する株式をM&A(売却)したり、IPO(上場、株式公開)したりすることで利益を得る出口戦略のことです。ハーベスティング(収穫)とも呼ばれます。起業したばかりのスタートアップは、まだ展開する事業がどのような利益をもたらすのかわからない状況にあるため、企業としての価値も低く、未公開株式の株価も高くはありません。そのためVC(ベンチャーキャピタル)などのファンドは、この未公開株式を買い、将来価値が向上した時に株を売って利益を得るというハイリスクハイリターンな投資を行っています。非上場の株式を売却することは難しいため、起業家はファンドからの出資を希望する場合は、将来M&AするのかIPOするのか、といったイグジットを明確にすることが重要なのです。

M&A

経営・事業戦略 

M&Aとは、合併と買収(Mergers and Acquisitions)の略語で、資本の移動を伴う企業の合併と買収を意味します。国内ではバブル崩壊後、力があるものの経営不振に陥る企業が増加しました。海外企業はM&Aという手法でこの企業を次々と買収していったことから、M&Aには身売りというイメージがついてしまいました。しかし近年は国内企業同士のM&Aが増えイメージが向上し、中小企業においても現実的な経営戦略のひとつとして定着してきています。たとえば、M&Aによる事業承継がそのひとつです。中小企業では後継者問題が深刻化していますが、M&Aでは社内風土の変更や従業員の解雇を伴わずに、別の経営者に会社を引き継ぐことができます。国・自治体は力のある中小企業が後継者不足を理由に廃業してしまうことを問題視しており、自治体などによるM&A支援も広く展開されるようになってきています。