R&D

[あーるあんどでぃー]  経営・事業戦略

R&D(Research and Development)とは、自社の事業領域に関する研究を実施し、新たな知見・技術を創出すること、いわゆる研究開発のことです。R&Dは新たな知見・技術を得ることで競争優位性を高めることを目的としています。もし新技術など確立できれば特許を取得し、それによってビジネスを防衛できるほか、ライセンス料を得られることもあるでしょう。将来の収益向上を目的としているため、基本的には事業化や実用化の見込みが立つ研究に重点が置かれます。

R&Dの注目が高まった1970~1980年代の高度経済成長期は、自前主義で研究開発を行う例が多かったのですが、近年は自社のリソースだけでは世界の変化のスピードについていけないため、外部のリソースを活用しスピーディな事業・研究開発を実現するオープンイノベーションに取り組む企業も増えています。