定款

[ていかん]  起業・開業・設立

定款(ていかん)とは、会社の基本情報や規則などが書かれた、会社の憲法のようなものです。会社の設立時に必ず作成しなくてはならない書類のひとつで、記載しなくてはならない内容などが法律によって定められています。

定款には事業の目的・商号・本店所在地・資本金・発起人の氏名・発行可能株式総数といった必ず記載する必要がある「絶対的記載事項」と、現物出資する財産・財産引受・発起人の報酬・設立費用といった、定めることで効力が発揮される「相対的記載事項」、定時株主総会の招集時期・役員数・事業年度といった、記載しなくても効力がなくなるわけではないものの定款に書くことができる「任意的記載事項」の3つの記載事項があります。「相対的記載事項」は定めることで会社の有利となることもあるため、行政書士に作成を依頼することが一般的です。